クラスメイト
先日子供たちと、ニオイがどうのこうのというくだらない話をしていた時、
長女がふとこんなことを話し出しました。

「そういえばうちのクラスに、
 3日に1回しかお風呂に入らない子がいるんだよ。」

それを聞いて私は即座に、ごっつくて超面倒くさがりの男の子を想像して、
「お風呂嫌いな子なの?」と笑いながら聞き返すと、

「ううん、そうじゃなくて、
 お家が貧乏だから、3日に1回しか入れないんだって。」・・・と。

あ・・・・・。

それまでのおふざけモードが一気に変わりました。

「男の子?」と聞くと、

「ううん、女の子。
 でね、服を着替えてない時もあるの。
 今日も昨日と同じ服着てた。」

虐待なのだろうか・・・?ネグレクト・・・・・?
なんだか悪いことがいろいろと頭に浮かびました。

「それでね、臭いっていじめられてたこともあったみたい。」

「そっか・・・・。それはつらいね・・・。」

世の中には本当にいろんな家庭があって、
大勢の人に囲まれて大事に大事に育てられる子もいれば、
何ひとつ愛情とよべるものなど貰えない子たちもいる。

生まれてきた家によって運命が決まってしまうのって、
なんだかほんと切ないですね。。。

私たち家族がこうやって楽しく過ごしているこの瞬間も、
もがき苦しみ、じっと耐えている子達がいるんだよね。

何もしてあげられない自分がなんとも情けなく、
少し気分が沈んでしまいました。

でもそんな私とは裏腹に長女はニコニコ笑顔で

「でもね、私鼻づまりがひどいからね、全然臭わないの。
 だからその子とも普通に話してるよ(^ー^)」

そうなんだ。。。。。

確かに長女はアレルギー性鼻炎なので、
鼻水がダァダァになっていることもあります。

でも元々はものすごくニオイに敏感で、
トイレやオナラや旦那の加齢臭など、
「もう!なんでこんなに臭いの!最低!」と
しょっちゅうぶち切れてます。

そんな長女なので、臭ってないはずはないと思うんだけど、
きっとその子には「鼻づまりだから全然臭わないよ」
と言って普通に接しているのでしょう・・・。

なんかね・・・・うまく言えないですが・・・・
長女ってすごいな・・・・・。

この長女の優しさのほんのひとかけらでも私の中にあっただろうか・・・。

私は冷たくて残酷な人間だなぁ~と自分でも自覚しています。
だからこそ、自分の価値観を押し付けちゃいけないとずっと思っていました。

私が正しいと思っていることは、きっと違う。
私の生き方はきっと間違っている。

長女は不器用で泣き虫で、人見知りで、なんの特技も無くて・・・
こんなんで大丈夫なんだろうか?といつも心配でした。

ああしなさい、こうしないさい、こうしたほうがいいと
口を出したくなることもいっぱいあって・・・。

でもそれをやってしまったら、
私はまた長男の時と同じ失敗を繰り返してしまう。
黙って子供を信じよう・・・・そう思ってぐっとこらえてきたのです。

でもこの話を聞いた時に、
あぁ~、やっぱり長女のやりたいようにやらせてきて良かったと思いました。

優しさってすごく難しいって思う。
ありのままを受け入れて、普通に接する・・・。
簡単なようで、簡単じゃないよね。

数日前の連絡帳に、先生からのメッセージで

「いつも皆に優しくしてくれてありがとう」と書かれていました。

もしかしたらその子のことだったかもしれませんね。

私はこれっぽっちも優しくないけど、
長女からたくさんたくさん優しさをもらっているような気がします。
【2017/06/28】 | 長女の育児 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
小学生は大変
保育園の頃までは、
「お父さん大好き、お母さん大好き、先生もお友達もみ~んな大好き」
と天使のようなことを言っていた長女も、
小学校に入り、いろんな経験を積んでいくうちに

「あいつ、ほんとムカつく!」だとか
「ざま~みろ!」だとか、そんな感情を持つようになりました。

最初に聞いた時はちょっとショックだったり悲しいような気持ちにもなりましたが、
いやほんと・・・いろんなことがあったのでね・・・( ̄∀ ̄;)

自分だけがどれだけ真面目に誠実に、清く正しく生きようと思っていても、
世の中にはいろんな人がいて、理不尽なことを言われたり、
こちらに何の非もないのに攻撃をされたりということがありますよね。

そんな中でドロドロとした感情が芽生えてしまうというのはごく自然なことで、
これもまたひとつの成長なのだろうと思います。

えなりやゴルゴも、だんだんとそういう傾向が出てきて、
「あ~!もうほんと嫌だ!」と怒っていたり、
ため息をついていたりするようなこともあります。

また兄弟同士でお互いにからかったり、文句を言い合ったり、
わざわざ相手を怒らせるようなこと言わなきゃいいのに、
それぞれが常にけんか腰のような感じで、
朝から晩まで言い争いが絶えません。

時には取っ組み合いの喧嘩になり、
ケガをしたり大泣きしたり・・・・。

毎日毎日言い争ってる声を聞くというのは、
うつを抱える自分にとってはとても苦痛なことなのですが、
「子供たちは外の世界で戦うための練習をしているのだ」
と自分に言い聞かせ、なんとか耐えています(^ω^;)

特に今えなりのクラスには毎日のように問題を起こす子がいて、
暴言を吐いたり、暴力を振るったり・・・

先生も一生懸命対処してくれてはいるのですが、
どうにもこうにも手が回らないという感じで、
物を壊されたり、ひっかかれたりして帰ってきたこともあります。

通学団でも、新しく転校してきた子がまるでジャイアンみたいな子で、
走り回ったり、大声出したり、何かにつけて文句を言ってきたり、
もうとにかくやりたい放題で、
ほんとに・・・小学校って大変・・・(_ _ |||)

そんな過酷な環境の中で毎日生活していかなきゃいけないんだから、
いつまでも天使のような子ではいられませんよね


おとなしい長女は嫌なことを言われても強く言い返すことができないので、
その度に悔し涙を流していました。

私はひたすら共感してやり、
嫌なことを忘れるぐらい外で思いっきり遊ばせたり、
時には物を壊させたり、大声を出させたり・・・(^ω^;)

できるだけ長女が内に溜め込んでしまわないように
おもいつく限りのことをしました。
(それが正しい対処法なのかどうかはわかりませんがww)

でもそれも四年生になって、クラスに仲のいい友達ができてからは、
友達がかばってくれたり、励ましてくれたりしてくれるようになり、
私の役目はずいぶん減りました。
友達ってほんと大事ですね。

えなりは現在進行形でクラスの暴れん坊と毎日格闘しています。
「今日は泣かされた」「今日は泣かせてやった!」などと、
毎日のように報告してきて、
「あいつ、ほんとウゼェ~~~ッ!!!」と吠えています。

クラスでも一番のおチビで体だって痩せ細っているというのに、
いったいどこからそんなパワーがでてくるんだか・・・。
とにもかくにも何度泣かされても
あきらめずに立ち向かっていっているようです。

一方のゴルゴは、ソファーに寝っ転がって、
「ああ~~面倒くせぇ~!学校いきたくねぇ~~」とグダグダwww
面倒くさいことは基本的にスルー。
少々の嫌なことは、まぁ~いっか・・・で済ませてしまうようです。

苦手な相手、嫌いな相手への対処の仕方も人それぞれですね。
【2017/04/02】 | 長女+双子の同時育児 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
初心
気がつけば、私の育児生活ももうかれこれ18年?19年?
ずいぶん長い時間が経ちました。

「子供は大学生です」とか聞くと、
ベテランのお母さんだとか、
育児のこと何でも知ってそうなイメージを持つかもしれませんが、
私にとっては、苦悩と不安の連続の日々で、
それはたぶん息子が社会人になろうが結婚しようが変わらないと思います。

結局いつまで経ってもベテラン母さんなんかにはなれそうもありません。

ただ長年育児を続けてきたこと、
子供を4人育てたことで学んだことはたくさんあって、

結局育児って何だろうって考えた時、
もしかしたらそれは、
人生の中で最も自分の弱さと向き合う時間なのかもしれないと思いました。

勉強が苦手な人は子供に勉強を教えられないし、
運動が苦手な人は子供に運動の仕方を教えることができません。

社会のルール、周りの人との関わり方・・・

自分1人で生きていた時は、ずるかろうが逃げだろうが関係ない。
思いつく限りの言い訳を並べて、見栄を張って、
どうにかこうにかごまかしながらやっていける。

でも、自分とまったく同じ生き方を子供が望むとは限らなくて、
自分の欠点や苦手なものに子供が気付いた時、
お母さん、ずるい。お母さん、情けない。
かっこ悪い。卑怯、残酷、無知、貧弱、嘘つき・・・
そんなふうにマイナスのイメージを持たれるかもしれません。

その時、子供にどうやって言い訳する・・・?

いえいえ、どれだけ言い訳並べたって子供はお見通しなんです。
威圧的な態度をとったり、話をそらしたりして、
自分ではどうにかその場を上手く乗り切れたと思っていても、
何ひとつごまかしきれてないんです。

むしろそうやって、大人だということを盾にして、
都合の悪いことから逃げている姿はなんとも情けなく見えることでしょう。

私も長年そのことに気付けずにいました。
だからこそ必要以上に苦しむ結果になってしまったんだと思います。

「自分だってできてないくせに、どうして子供にだけ注意するの?」
まさにそれです。

私は度々子供たちにいろんなことを指摘され、
その度に考えました。
何がいけないんだろう・・・・?

どれだけ子供に責任をなすりつけても答えは見つかりませんでした。
結局原因は自分自身にあったのです。

私はまだまだ未熟な人間で、いっちょまえに歳だけはとっているけど、
まだまだ知らないことはたくさんある。
悩んだり迷ったりすることもたくさんある。

そんな未熟な自分が何を偉そうに子供を叱っているのか!・・・と。

叱れるはずないですよね・・・。
結局自分は、一人前の親の”ふり”をしてただけなんです・・・。

初めての子育てなんだからわからなくて当たり前。
迷って当たり前、失敗して当たり前。

だからこそ、閉じこもった空間の中で、
自分に都合のいい育児ばかりしていては、いつか行き詰ってしまう。

大人って何だろう?
一人前って何だろう?

そんな区切りなんて、ほんとはどこにもないんじゃないかな?

最初に言ったように、私は18年も19年も育児やってます。
でも、わからないこと知らないこと、たくさんあります。
だって、育児って幅が広すぎるんだもん。

健康な体のために料理を考えなくちゃいけない、
病気やケガをした時の看病や手当て、薬の使い方も覚えなくちゃいけない、
掃除、裁縫、日曜大工、修理に園芸・・・。

育児をしていると次から次へといろんな壁にぶち当たる。
だから、都合の悪いことからは逃げる、
そういう考え方では、やっぱりやっていけないんだよね。

面倒でもいったん立ち止まって、そのひとつひとつに向き合う。
一生懸命答えを探してみる。

実は私、計算がものすごく苦手なんです。
でも、だからと言って子供に、
「計算なんてやらなくていい」とは言えないですよね。

だから、長女が小学校に入学してからずっと、
子供たちと一緒に勉強しています。

わからないところは長男に聞いて、
どうやったら理解できるのか、どういう勉強法がいいのか、
あれこれ相談しながらやっています。

4年生ともなると内容もずいぶん難しくなってきて、
いくら考えても理解不能、ゆえに長女にも教えられない、
ということもちょくちょくあります。

そんな時は長男に頼んで教えてもらいます。

ただ、数字が苦手な私と長女。

どれだけ聞いても・・・(・ω・?)(・ω・?)
何度聞いても・・・・(-ω-)(-ω-)

あきれる長男・・・┐(´д`)┌

・・・とまぁ、そんな感じなんですが、
気長に気長にやってます(笑)

絵を描くことが好きな長女と一緒に絵を描き、
どうやったらもっと上手に描けるようになるのか考える。

虫や魚が好きな双子と一緒に虫を探したり、水族館に行ったりして、
さらに本やネットで詳しく調べる。

リア充真っ盛りの長男からは現在の流行や、
若者の現状について教えてもらったりする。

そうこうしているうちに、
あっ、知識が増えるのって楽しいなって感じるようになりました。

世の中には自分の知らないことがたくさんあって、
それを知ったり覚えたりするのってこんなに楽しいんだ~って。

それってたぶん勉強の基本ですよね。

何年育児やったから一人前。
何人育てたから一人前。
きっとそういうことじゃない。

子供と一緒に、自分も成長し続ける・・・。
そういうものなのかもしれない・・・。

大人であること、親であることをいったん忘れて、ゼロから学ぶ。
そういうふうに考えるようになってから、
ずいぶんラクになった気がします(^ω^)
【2016/11/21】 | うつ病主婦的子育て論 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
老いと向き合う
私がうつ病を発祥したのは30歳になるかならないかぐらいの
年齢だったと思います。

その頃はまだ若かったので、
うつ病さえ治ればなんとかなると思っていました。

それが40歳になった頃ぐらいからだんだん腕が上がらなくなり、
関節が痛むようになり、
精神的なことが理由で体が動かないというのとは別に、
機能的な面で体を動かすことが難しくなってきました。

特に太ももの付け根は、一度ひどい激痛が走ったことがあって、
それ以来ずっと普段から多少鈍い痛みがあり、
ちょっとでも変な方向に動かすとまた激痛に襲われます。

そのため動きも自然とゆっくりになり、
日常生活をできるだけ最小限の動きだけで過ごすようになりました。

そんな日々がどれぐらい続いていたでしょうか・・・。

気がついてみたら体にかなり肉が・・・(-ω-|||)

若い頃は痩せすぎを心配されるほどの体型だったのに、
いつの間にやらすっかりLLサイズの体型!!

今まで着ていたTシャツもなんだかぱっつんぱっつん、
普通に穿けてたはずのズボンもウエストが入らない。

( ̄∀ ̄;)こ・・・これはかなりマズイ・・・

ようやく体重がもうかなりヤバイとこまで来ていることに気がつき、
どうにかしなきゃと思い立ったんですが、運動しようにも関節が痛む。

・・・ということで結局ダイエットすることもできず・・・・(-ω-;)


うつになってから長いこと、
自信を取り戻すとか、自分を受け入れるとか、そういうことを考えてきたけど、
シワが増え、白髪も増え、皮膚はたるみ、見事な中年太り体型・・・・・。
こんな姿になった自分をいったいどうやって受け入れたらいいものか・・・。

ここ数年、なんとなくそんなことをぼんやり考えていました。

そしてある日ふとテレビを観ていて思ったのは、
若さや過去の栄光にしがみついている人ほど
みっともなく見えるのかなぁ~と・・・。

芸能人でも整形しまくっている人とかいるけど、
果たしてそれはほんとに美しいのかなぁ~と・・・。

シワ、シミ、たるみ・・・老けて見える原因を全部取り除いても、
やっぱり若い頃と同じような綺麗さではないよね。
・・・てか、鉄仮面とか能面みたいになっちゃってる人とかいるしwww

無理に若作りしてる人より、歳相応にしてる人のほうが
輝いて見えるというかイキイキしているように感じるんだよね。

うん、やっぱこの”イキイキ”というのが重要なのかも・・・。

もしこの先私が80歳まで生きるとしたら、
今まで生きてきたのが40年、これから先が40年。
ちょうど半分。

そう考えると、人生の中で輝いていられる時間とか、
元気でいられる時間ていうのはほんとに短いんだなぁ~と思います。

残り40年。ずっと過去の栄光にしがみつき続けて生きていくの?
時間は取り戻せない、若さも、元気な体も取り戻せない。
それなのにずっと昔に戻りたいということだけ考えて生きていくの?

なんだかそれもバカバカしい・・・┐(´д`)┌

10年後、20年後の自分から見たら、
今の少々シワの増えた程度の自分なんてたいしたことないんだろうな。

30年後、40年後、寝たきりや死ぬ寸前になった自分から見たら、
まだまだ動き回れる今の自分なんて老けたうちにも入らないだろうな。

結局、戻らない過去を振り返ったり、何の保証も無い未来に期待したり、
そんなことばっかりしてるうちに大事な「今」という時間を失ってる・・・。

そうやって自分で自分の人生を毎日無駄にしているのかもしれない。

ごちゃごちゃ考えてる暇があったら掃除のひとつでもしよう。


今を生きなきゃね・・・(´ω`*)
【2016/09/21】 | うつ病奮闘記⑧ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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