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別れの決断
長男と元夫とのやりとりは今の家に引っ越す前から続いていた。
どうやら連絡用の携帯を処分したことを知った元夫が、
連絡先を書いたメモを長男に渡していたようであった。

私にとっては殺してやりたいくらい憎い相手であっても、
長男にとっては世界にたった1人の血のつながった父親である。
その父親が自分に会いたがっているとわかれば当然嬉しい。

引越し後、新しい携帯を買ってあげた後、
私たちに隠れて連絡を取り続けていた。

でも、それは長男にとって心から喜べるものではなく、
本当の我が子のように育ててくれる今の父親、
病気と必死に闘っている母親に嘘をつき続けることであった。

誰にも相談することもできず、長男もまた苦しんでいたのであった。

長い時間をかけて私たちは話し合いをした。
長男の気持ちを優先して、以前のように定期的に会わせたいが、
それでは病気は確実に悪化する。

うつ病になってもう4年。
今まで様々な私の醜態を見てきている。
本当にこのまま私と一緒に暮らしていきたいのか、
それとも血のつながった父親のもとに行くのか・・・。

長男は、しぼりだすような声で答えた。

「ここにいたい。前のお父さんにはもう会わない・・・」

それが正しい決断だったのか正直わからない。
ただ、今まで隠していたことを話したことで、
長男は憑き物が取れたようにスッキリした顔になった。

それだけ、今まで話せずに自分ひとりで苦しんでいたのだろう。

すっかり立ち直り前向きになった長男とは裏腹に、
私の病状はこの事件をきっかけに急激に悪化の道を辿り始めた。。。


「暗闇の出口」へつづく
【2008/10/30】 | うつ病奮闘記② | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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