引越し屋さんはスピーディーだった。
普段思うように体が動かせないうつ病の私には信じられない。。。 ![]() そんなに無理したら倒れるんじゃないかと心配になるぐらい、 休むことなく動き続けていた。 予定通りお昼前にはすべての作業が完了。 これからいよいよ新しい生活が始まる・・・ ・・・と、感動に浸っている暇もなく、以前のマンションの退去の立会い。 足りないものの買出し。 長女の面倒を見ながらなのですっかりクタクタになってしまった・・・ ![]() ようやくひと息ついてのんびりしていると旦那の携帯に電話が・・・ ![]() やっと切れたと思ったらまた電話・・・。 電話をしている最中にもリフォーム業者が出入りしたり、 不動産屋さんが来たり・・・。 今まで全部旦那任せにしていたから全然知らなかった。 「手続きあるから、ちょっと行ってくるね ![]() いつも普通に出かけていたけど、本当はちょっとどころではなかった。 学校の手続き、役所、不動産屋、リフォーム業者・・・ それ以外にも私の産婦人科に付き合ったり、長女の検診に出かけたり、 長男の学校行事に参加したり・・・ 1人でいったいどれだけ背負ってたの? 次から次にかかってくる電話で話している後ろ姿を見ながら、 旦那がこなさなければならないことのその膨大な量に愕然とした。 1人でできるわけないじゃん・・・ たまには弱音ぐらい吐きやがれってんだ・・・バカヤロー ![]() うつ病女のためにそんなに頑張ったっていいことないぞ・・・ 意地でも治さなきゃいけなくなるじゃん・・・くそジジィ・・・ ![]() うつ病を治したいと思っている私以上に、 旦那は私のうつ病を治したいと思っている。 この引越しにかけた旦那の気持ちを思い知った。。。 そんな2008年4月だった。 ⇒「前へ・・・」へつづく |
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