えなり三男はとても泣き虫で、ちょっとしたことでもすぐ泣きます。
いきなり大声でわぁーーーーっと泣き出すので、 何かあったのかと慌てて駆けつけてみると、 腕に蚊がとまってとか、顔に水がかかったとか・・・ ![]() そんなことでいちいち泣くなよ~と思うんですが、 実は長男も小さい頃は、同じようにとても泣き虫でした。 どうでもいいようなことでいちいち泣くので、 その当時は、男のくせに情けないとか、みっともないと思っていました。 大人の場合は、気に入らないことがあったからといって、 大声で泣いたりすることはしないですからね。 ついついその価値観で考えてしまっていたのだと思います。 だからしつこいぐらいに「泣くな!」ということを繰り返し言ってきかせ、 泣いてもいいことはないんだと教えてきました。 でもその結果、長男はツライことがあっても、 それを表に出さなくなってしまいました。 本当はツライのに、それをグッとこらえてヘラヘラ笑って、 平気なふりをするようになってしまったんです。 自分としては、子供にもっと強くなってほしくて・・・ 将来のことを考えてしつけをしたつもりだったんですが、 結果的に、ただ「SOSを出せない子」にしてしまっただけなのかな・・・と。 えなり三男はいつでもどこでもメソメソメソメソ泣きます。 「泣き虫」とからかわれることもあります。 でも、泣いていると・・・・誰かが助けに来てくれることも多いんですよね。 たいてい泣いている理由は、どうでもいいようなことです。 だから、「なんだそんなことかよ~」で終わってしまうことがほとんどなんですが、 でも、その中には本当に困っている時も含まれています。 ケガをしてしまったり、誰かが危険なことをしていたり・・・。 そんな時には、泣いて知らせてくれるということがとても重要だと気がつきます。 黙り込んで、全部自分の中に溜め込んでしまうようになると、 周りの人は、その危険な状態に気づくことができないですからね。 友達同士のもめごとなどはもちろん、 学校の先生によるわいせつ行為だったり、暴力行為だったり、 本来は安心して預けられるはずの場所でも、 あってはならないことが起きている場合もあります。 そういう時に、親に助けを求められるかどうかというのは、 とても重要なことですよね。 こんなことを言ったらお母さんに叱られる・・・。 こんなことを知られるのは恥ずかしい・・・。 そうやって、大事なことを話してくれなくなると、 親としてはどうすることもできなくなってしまいます。 だから「泣く=情けない」という単純な構造ではないように思います。 それに、学校での話などを聞いていると、 えなりだけではなく、なんだかんだで泣いている子はたくさんいるようです。 ケガをしたり、ケンカになったり、先生に叱られたり、 男女関係なくあっちでワーワーこっちでワーワー ![]() ![]() ![]() ![]() なんだ、皆泣いてんじゃんwwwwwww(≧艸≦o) 保育園から小学校へ上がると、 気分的になんとなく、しっかりさせなきゃと変に肩に力が入ってしまいますが、 本当は、小学校に入ったからどうとか、7歳になったからどうとか、 そういうことではないんですよね。 どんなに親だけが焦ったって、 子供はちょっとずつしか進歩しないんだから・・・。 痛けりゃ泣くのは当たり前。 怖けりゃ泣くのは当たり前。 不安で泣くのも仕方ない。 痛みも恐怖も不安も、耐えることができる時期が来れば、 自然と泣かなくなるのでしょう。 昨日もえなりが泣いていました。 「こっちのコントローラーは嫌。あっちのが使いたい! ![]() まぁ~・・・そういうワガママで泣いている場合は、 どれだけ泣こうがわめこうが、誰も聞き入れませんが・・・┐(´ー`)┌ 焦って大人にさせなくても、どうせいつかは大人になってしまう。 子供時代は子供らしく。 泣いて、笑って、怒って、走って、転んで・・・。 そういうのがいいんだろうね~。 |
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