元夫はまったく家庭を顧みなくなった。
仕事に出掛けたら出掛けたっきり、一緒に遊びに出掛けることもなくなっていった。 長男と遊ぶ約束をしては裏切る・・・ そんなことが何度も繰り返された。 長男は寂しくて、仕事に出掛けていく元夫の後ろ姿を追いかけて、 「仕事に行かないで!」と泣きついたりしていた。 元夫は振り返りもしなかった。 会話のない家庭。。。 母親からは相変わらず姉の自慢話を聞かされ続けていた。 2人目を妊娠することができなかった私は相変わらずの不良品扱い。 少しでも長男の良さをわかってもらうために、私の育児はどんどんエスカレートした。 長男が「僕には出来ない」と言っても許さなくなっていた。 出来て当たり前。 出来なくて困るのはあなたなのよ! あなたのために教えてるのよ! そんな言葉で長男をねじふせ続けた。 でも、元夫も母親も何も変わりはしなかった。 ただいつも怒られ続けた。 お前がやってることは当たり前のこと。 普通の主婦はもっとちゃんとしてる。 愚痴を言うなんて甘えてる。 もっと上手にやれ。 誰も、私や長男を見ようとしない。 頑張っても頑張っても認めようとしない。 なんだかとても疲れてしまった。。。 家族ってなんなんだろ・・・? 血のつながりってなんなんだろ・・・? ⇒「絶望への階段」へつづく |
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