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どの道を行くか・・・?
「NHKが報じられない、うつ病治療の実態」はご覧になったでしょうか?
ご覧になった方は、いったいどんな感想をお持ちになったでしょうか?

「おお?、とうとうこういうことを公の場で言う人が出てきたか」
というのが、私の感想です。

ここ数年で、うつ病治療の世界はじわじわと変化しつつあります。
精神科の実態や、薬の処方、自殺の増加、様々な問題点が露呈してきて、
これから先どの道を進むべきなのかの分かれ道に来ている気がします。

しかしながら、この生井隆明氏の考えや治療法はすぐには浸透しないでしょう。
そこには患者側の深い心の闇があるからです。

「うつ病は病気ではない、うつ病に薬は必要ない。」

この言葉を聞くと、患者は反射的に強烈な怒りを覚えることでしょう。
おそらくほとんどの方が、今まで何度も聞かされてきた言葉なのです。

「気の持ちよう」「精神的に弱い」「甘えている」
そんな言葉を投げつけられるたびにどれだけ傷ついてきたことでしょうか。

自分の限界を超越したところまで頑張ってきた挙げ句のことであり、
そんな言葉では片付けられないほど現実に体はボロボロになっているのに、
誰1人としてその苦しみを理解してくれる人がいないのですから・・・。

それゆえに、必要以上に「病気なのだ!」と言い続けることに執着し、
休養の必要性、治療の必要性、病状の重さを訴えてきたはずなのです。

他のブログでもこの動画を掲載している方はいますが、
大方どのブログの読者も、この内容に関心を示していません。
この動画の内容はうつ病患者にとって都合の悪い内容なのです。

私は基本的にはこの生井隆明氏の考えに賛成です。
どんどんこういった治療が浸透していって欲しいと思っています。

ただ現状、あまりにも受け皿が少なすぎる・・・。

減薬、断薬をしたいと願っても、
それを専門的にアドバイスしてくれる場所がない。

またたとえ断薬に成功したところで、
その後どうやって生きていったらいいのか教えてくれる人もいない。

何の可能性も見出せないまま、ただ離脱症状に耐え続けるだけなら、
無駄だとわかっていても薬に依存していたほうが精神的にラクなんです。

また、「うつ病は病気ではない」と位置づけてしまった場合、
様々な保障の問題も絡んでくることでしょう。

何が正しくて何が間違っているということがはっきりしたとしても、
この問題を解決するのには長い長い時間がかかるだろうと思います。

精神的な病を治すには、じっくりゆっくり時間をかけて心の闇を引き出し、
また日々の生活の中で新たに起こる出来事を、
その都度一緒に考え、乗り越えられるように導く人が必要です。
決して生半可な気持ちではできません。

ただ、私はここ数年誰の治療もアドバイスも受けていません。
ひたすら自分だけでこの頭や体と闘ってきました。

フラッシュバックに苦しめられ、悪夢に悩まされ、
生きる意味も失い、途方に暮れながらこの体をひきずってきました。

でも、ちゃんと生きてます。

笑ったり、泣いたり、怒ったり・・・。
ポンコツながらも、しっかりとこの現実の世界で呼吸をしています。
何の知識もなく、ただカンだけでここまで来たのです。

特別優れた人間じゃない私にでもできたのだから可能性はゼロじゃない^^
【2010/10/15】 | うつ病関連テレビの感想 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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