空を見上げて・・・
以前、「うつ病と近所付き合い」という記事にも書いたが、
今の家に引っ越したばかりの頃は、ご近所の目を恐れビクビクしていた私

でも、庭先で長女がくずっていると、
「私が公園に連れて行ってあげようか?」と声をかけてもらったり、
散歩させていると、「お菓子食べる?」と声をかけてもらったり・・・。

以前、双子が知らない間に家を抜け出していたことがあって、
その時にも、ご近所の人が見つけて連れてきてくれた。

1人は道路側、1人は線路のほうへ歩いていたらしく、
その人が気づいてくれなかったら、2人とも事故死していたかもしれない。

左隣のおばさんはよく言う。

 「困ったことがあったら、いつでも頼ってよ

相変わらず上手に頼れない私だが、
常に子供を支配しようとする自分の母親とは違うものを、その人たちに感じた。


少し前の話だが、車に乗っていると、
歩道でいきなりおばあさんがバタッと倒れるのが見えた。

慌てて近くに車を停めて駆けつけると、
おばあさんはうつぶせになったまま動けなくなっていた。

もう1人、その場に駆けつけた若い女性と一緒になんとか起こそうとするものの、
なかなか思うように起こしてあげることができない・・・。

その後、さらに1人2人と助けてくれる人が増え、
皆でおばあさんを起こし、近くの日陰へと移動させた。
1人は、近くの交番に行って事情を説明。

おまわりさんの到着を待っている間考えていた。

やっぱり自分に価値なんてものはないな・・・。
どれだけ勉強ができた、どれだけ運動ができた、どれだけ仕事ができた・・・、
そんなもの、今のこの状況で何の役にも立ってない。

私は、倒れている人を起こすことすらできない。

過去の栄光にしがみつくことがどれだけ無意味かよくわかった。

そして、そんな役立たずな自分でも役に立てたのは、
他ならないたくさんの人たちの協力のおかげだった。

つながり・・・。

それはきっと、どんな薬よりも人の心を癒せるものなのだろう。

私は今、たくさんの人に囲まれて暮らしている。
誰も私に「立派」だとか「一人前」なんてものは望んでいない。

見かけたから声をかける、ただそれだけ。

誰かと一緒に暮らしていくって、ただそれだけのことなんだ・・・。
【2010/06/17】 | うつ病奮闘記⑧ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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