笑う門にこそ福は来る
私の周りには、ほんのわずかですがうつ病が治った人がいます。
完治と宣言するのが難しい病気なので、あえて完治とは言いませんが、
身動きがとれなくなったり会社を休むようなことがないような状態です。

その人たちに共通していることは、環境が変わってるということです。

過剰な労働や人間関係など、仕事が原因でうつになった人は、
職場を変え、仕事に生きるのではなく休日を有意義に過ごすように。

育児が原因でうつになった人は、趣味を見つけ、友達関係を広げ、
自分自身の時間を大切にするように。

私の旦那もお気楽に見えますが、
実は20代の頃にパニック障害になったことがあるそうです。

仕事で認められたい、一人前の社会人として認められたい・・・。
必死になって仕事に明け暮れた結果、電車に乗れなくなってしまったと。

それで旦那は仕事のために体を壊すなんてバカらしいと悟ったそうです。
とっとと仕事を辞め、あっちをフラフラこっちをフラフラ・・・。

貯金が無くなったら、また仕事を再開し、
ある程度お金が貯まったら、また仕事を辞めてフラフラ・・・
私と知り合った頃には、見事に超テキトーな人間になっていました(笑)

でも、そのおかげかパニックの発作を起こしている姿など一度も見たこともなく、
ごくごく普通に今は電車で通勤しています

うつ病やパニック障害になると、「元の元気な自分に戻りたい」と思いがちですが、
元の自分とは決して元気で力に満ち溢れているわけではなく、
精神的な病になる要因をたくさん抱えた状態で爆発寸前です。

自分がどんなことに不満を抱いているのか、
どんなことが苦痛で、本当はどんなふうに生きたいのか・・・。
その答えは自分にしかわかりません。

「家族のため」「子供のため」という言葉はよく聞きますが、
イライラカリカリしているだけで笑わない人のそばにいても、
幸せを実感したり感謝の気持ちを抱いたりすることはなかなかできません。

あんなに頑張ったのに・・・こんなに苦労したのに・・・
そんなことは誰も望んでいないんです。

生きる道は決してひとつではありません。
北海道の人が沖縄に行けば、そこは暖かな楽園だし、
沖縄の人が北海道に行けば、そこは一面真っ白で幻想的な世界。

せっかくこんな広い地球に生まれたのに、
ちっぽけな世界しか知らずに死んでいくなんてもったいない。

自分にとって安心できる場所をもう一度探してみませんか?
自分にとって苦しくない生き方をもう一度考えてみませんか?


「運動会と離人感」へつづく
【2009/09/02】 | うつ病奮闘記⑥ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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