頭に膜が張ったような状態が数ヶ月続き、
眠ることさえできなくなってしまって1ヶ月以上。 ある朝目が覚めると体が動かなくなっていた私。 その後どうしたのか、もう今では思い出すことができないが、 友達に連れられて精神科に行った記憶はうっすらある。 診察室に入るなり、悲鳴をあげて逃げ出した。。。 そして待合室で泣いた。 人目もはばからず大声で泣き続けた。 状態が落ち着くのを待って、もう一度診察室に呼ばれたが、 体がガタガタ震えるばかりで、言葉が何も出ない・・・。 涙が止まらない・・・。 友達が代わりに先生に話をしたと思うのだが、覚えておらず、 その後の記憶もない。 1週間後、再度病院に行くが、やはり言葉が出ない。 前回のこともあって、今回は症状をメモに書いて持っていった。 手の震えがひどいため、ミミズのような文字。 メモ用紙がまっ黒になるぐらいたくさんの症状を書いた気がする。 「うつ病」「パニック障害」 その診断名にさえ何の現実感もない。 起き上がれない私のために友達が毎日食事を作りに来てくれた。 でも、そんな友達にさえ、私は物を投げつけわめき散らした。 光、音、人・・・ それまで当たり前に私を取り囲んでいたもの。 そのすべてが恐怖に変わった・・・。 話すこともなく、笑うこともなく、ただ布団に横たわる。 死人・・・。 ⇒「うつ病主婦の決断」へつづく |
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