初めての育児の時は、何かにつけて「標準」だったり、
「皆と一緒」ということにこだわっていた。 皆と違うということは、育児法が間違っている・・・ あるいは母親の出来が悪いからだという考えを持っていたのだ。 ・・・いや、正確に言うと、 出来の悪い母親だと他人に思われる・・・ そのことが不安で怖かった。 でも、現在長女と双子を見ていて、育て方うんぬんよりも 生まれ持った個性というのはすごく強いんだなと実感している。 荒っぽいことはせず、わりと穏やかな性格のえなり三男。 他人のことはお構いなしに自分の道を突き進むゴルゴ次男。 頭の回転が速く、なんでも器用にこなす長女。 好きなテレビも好きな遊びも、好きな食べ物もみんな違う。 興味を持つことも、得意な分野もみんな全然違う。 こんな3人をまったく同じ枠にはめようと思っても絶対無理だろう。 同じ環境で育てていても、三男はやたらと肌が乾燥するし、 次男は首のところがムレてよく赤くなっていた・・・。 同時に風邪をひいても、片方は症状が重く、片方は軽く済んだり・・・。 何もかもが母親の責任、母親の管理の仕方が悪い、 結局はそんなものはアテにならない。 100%完璧な環境なんて有り得ないのだ。 孤独な育児をしているとどんどんどんどん視野が狭くなる。 そして知らず知らずのうちに考えが偏っていってしまったり・・・。 好きでもないことを押し付け、できなくてもいいようなことを押し付け、 個性を削り続けて手に入れた「標準」というものにどんな価値があるというのか? 何もわからないばかりに長男にはたくさん苦労をさせてしまった。 でも、だからこそこれから先は、長男の良いところをたくさん認めようと思う。 「標準」に合わせる育児じゃなく、個性を認め伸ばす育児をしたいと・・・。 それと同じように、私もまた決して「標準」である必要はない。 私は私の個性を生かした育児をし、自分の生きたいように生きればいい。 うつ病主婦ならうつ病主婦として・・・ 元気になったら元気な主婦として・・・(^ー^) ⇒「可愛い子には旅をさせろ」へつづく |
こんばんわ。
こないだはお返事ありがとうございました(>_<)読んでいて涙があふれてきました。まさにその通りで旦那が掃除機かけてくれた、ありがとうって思ってるんです、でもゴミ落ちてた、自分でやり直す、ならはじめから自分でやれやと喧嘩…旦那がお茶碗洗っておこうか?と言う、本当はありがとうって頼みたい、でも洗いかた雑だし洗ってるのに何か油落とせてなくてねちゃねちゃやたりするからいらない、自分でするって断る、旦那せっかくやってあげようと思ったのにと機嫌悪くなる…みたいな。
本当は頼りたいし甘えたいし一緒にやったりしたいけど自分と同じようにやってくれないと嫌でやるなら同じようにやってと押し付けてしまうんです。 更新された記事を読んでまた涙デス。何か私の心を見透かされてるみたいに私の言って欲しい言葉に本当に本当に救われています。このホムペ、この記事に出会えて本当に感謝しています 子供を標準に、なんてくそくらえって思えるのに、
自分は標準じゃないと不安なんて・・・ 愚かしい 自分のことは上手くコントロールできないもんですね コメントありがとうございます
>無記名(みほさんですよね?)さんへ
気持ち、すごくわかります。ホント私もそうでした^^ 自分でやるのもツライ、頼んでもツライ・・・ 手伝ってくれたんだから少々気に入らなくても我慢しようと思っても、やっぱりイライラしてしまって「もう手伝わなくていい!」って・・・ ![]() でも、どう頑張ってもこなせなくなって、散らかりまくった家で我慢するしかなくなって・・・。 でも、イライラしているのが自分だけってわかった時に、なんか私の性格ってすごく損してるなって思ったんですよ(笑) 汚れなんか気にならなければ何も苦しくないんですよね。 だから自分が許せる範囲でですけど、少しずつ旦那や長男のいい加減さを見習おうと思って・・・^^ 性格や長年の考え方を変えるのって決して簡単じゃないです。 でも、今後より良い人生を過ごすために必要なことなんだと思って頑張っています。 みほさんも少しずつ自分がラクに生きられるように変わっていけるといいですね(^ー^) >ゆうさんへ 私も気がつけばどっぷり標準的な親になろうとしていました。 自分は自分と割り切っていたつもりでしたが、積もり積もった不安の中、いつの間にか考えが歪んでいってしまってたんだと思います。 でも、気がついたところから修正はできる。 だからこれから先は同じことで苦しまないようにしたいと思っています。 どれだけつまづいても常に前進です ![]() |
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