言葉のナイフ
前回の記事のお母さんの話の続きだが、
1番気にかかったのは、何かにつけて

「長男君と同じようにしなさい」

と言っていたことである。

言葉遣い、服装から積み木の積み方に至るまで、
何もかも長男と一緒のことをしろと言う。

私は常に姉や周りの子と比較されて育ち、その苦痛を知っているので、
「○○ちゃんのように」という言い方はしないように気をつけていた。

また、「もう○歳になったんだから」とか、
「男の子なんだから」とか言う言葉も・・・。

誰かと同じことを求められたり、年齢、性別、生まれ順にこだわった言い方は、
時としてとても子供を傷つけ、本人の個性を殺してしまう言葉だと思う。

でも、うつ病になったことのない人に、
こういった精神的な痛みをわかってもらうのはとても難しい。。。

弟や妹ができた途端に「もうお兄ちゃんになったんだから」と言われ、
長男と遊べば、「なんで長男君と同じようにできないの?」と言われ・・・
この子の言い分はいったいいつ聞いてもらえるのだろうとずっと気になっていた。

人はたくさん失敗をする。
私も育児をしていく中でたくさん失敗してたくさん悩んだ。

このお母さんも決して悪い人ではない。
たくさん親切にしてもらったし、励ましてもらったりした。

ただ育児の怖いところは、たったひとつのつまづきが、
あっという間に膨れ上がり、
気が付けば誰の言葉にも耳を貸せなくなり、
どんどんどんどん八方塞りになってしまうところだ。

生まれた時は可愛いかったのに、今じゃあ何を考えてるのかわからない。
簡単に家出、援交、街にはネットカフェ難民が溢れ、
殺人でさえもゲーム感覚で行われる。

双子や長女の寝顔を見るたびに思うのだ。

生まれた時から誰かを殺したいと思ってる赤ちゃんなんていない

この安らかな寝顔を殺人鬼に変えてしまうのは親なのだ・・・と。
【2008/12/12】 | うつ病主婦的子育て論 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
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コメント
そうですよね・・・子供の心。
環境からの影響による障害。
その環境とは、一番近くにいる母親なんですよね。
そういうことをいってしまっている方をたまにみかけます。
きっと、そういう言葉を発してしまう原因・・・・。
本人も悪いと、どこかで思ってても、辞められないのかもしれない・・・・
わたしが、そうだったんです。
長女がまだまだ小さい時に・・・・。
今は、かわりました。娘にも謝りました。
その時は、お互い泣きました。
娘は、言葉の暴力におびえてしまっていて
私は孤独感からの鬱にきづかずイライラ・・・。
今、本当に変わって楽しんでいます。
でも、娘に謝ることができたから娘は立ち直れ
それをしなかったら、きっと、私に今でもおびえていたかも・・・。
だから、そんなお母さんをみると
じっくり話しをきいてあげたくなります。
そうしてしまう原因に気付かせて、楽にさせてあげれたら・・・。
親が苦しいと子供が、苦しい。悪循環・・・。
気付き・・・。
気軽に声をかけられない時代になっている。
声をかけられない勇気のない私もいる・・・。
否定せずに、お母さんの本音を聞き出せたらな・・・。
赤ちゃんをさずかった嬉しさ・・・。
思い出してほしい。愛しいと思ったあの時を・・・。
今でも、娘には言います。
もしね、お母さんが怖いって思ったら、逃げていいんだよ。
その場で震えないでいいからね。
じいちゃんでも、おとうさんでも、だれかに助けてって
電話していいよ。って・・・。
たまに、傷が残ってて優しく注意してもすくんでしまう娘がいます。
私の責任。
でも、彼女にそういったら、彼女は私を抱きしめて
一緒にないてくれました。そして言いました。
怖いんじゃないよ。どうしていいかわからなくなるの・・・。
その時は、お母さんが苦しんでいるって電話するよ。って・・・
成長した娘。でもまだまだ、本人が気付かないところでの障害があります。
私が傷をおわせた分、じっくりとこれからもつきあっていこうかと・・・。
そのため、心の病気については親・兄弟・旦那の実家家族に知らせてあり、協力して見守っていただいています。みんなに支えられながら・・・。
ありがたいです。
でも、育てられた幼い頃の影響もありますね。
自分は、そうならない。そう思って大きくなった。
大人になった。
でも子育てして、母がしていた嫌なことをしてしまっていることにも、ある日きづきました。
気付いた時からの出発・・・。心がけ・・・。
救ってもらえた分、救ってあげたいのに、なかなかです・・・。
【2008/12/13 11:38】 URL | ryo #qhVXTLRM[ 編集] | page top↑
ryoさんへ
私も同じです。
育児の見本は大嫌いな自分の母親しかいなくて、結局気付けば母親と同じことをしていた。
この記事のお母さんに何か言ってあげようにも結局経験のなさ、知識のなさで、何ひとつ解決してあげられなかった。
誰が悪いってわけじゃない、ほんと、ただ迷路に迷いこんでしまってるだけ・・・だけど、それが何年も何年も積み重なることによって取り返しのつかないことになる・・・。
気付いた時からの出発・・・それでいいと思います。
産んだ以上は死ぬまで親だし、子供もいつまでも優しい親の姿を求め続けるものだと思う。
たとえ大人になったとしても・・・。
ryoさんの娘さんは、きっと大丈夫ですよ。
病気と闘い、過去の自分と戦っている母親の強さ、優しさをきちんと見ているんですから(^ー^)
優しさが心の傷を上回る日がきっと来ると思います。
うちの長男もたくさん私がつけた傷を負っています。
でも本当に強くなりました。経験は宝。
苦しみを乗り越え、一緒に歩んでくれる長男を今は心から誇りに思っていますe-287
【2008/12/13 13:36】 URL | ガアラ #-[ 編集] | page top↑
NoTitle
私もうつ病で育児中ですが、別に他のお母さんの言動を気にしなくてもよいのでは?
貴方の子じゃないのだから。そんなに不愉快なら、何故、お付き合いするのですか?少し距離をおいたら・・と思いますが・・・。そんな細かいことを気にしてると、何か自分の育児が完璧だとでもいっているように聞こえてきますが。
【2009/11/03 19:11】 URL | #-[ 編集] | page top↑
無記名さんへ
子供の個性を認めるということはとても大事なことですよ^^
親から認められるという経験をしていない子供が大人になってから精神的な病になるというは多々あるケースです。
小さいうちならまだしも、大きくなってくれば必ず、
他の子はできるのに自分はできないということが出てきます。
常に他人と比べ、同じようにできることを求めていると、
親子共々苦しくなってしまうだけです。

たとえ他の子と同じようにできなくても、ありのままのその子を受け入れる。
「個性的だね」「発想が豊かだね」
ほんの少し言い方を変えるだけで、子供の受け取り方も全然違いますよ。

「お姉ちゃんなんだから」とか、「もう○年生になったんだから」
という言い方も同じ。
30歳になったってできないことはできないし、
男だから男らしく生きなければいけないということもない。
お姉ちゃんだから妹だからという考え方は社会に出ても何の役にも立たないし、無意味。

親が子供を不愉快にする言葉を発する。
子供がそれに反発する。
いうことを聞かないので余計に怒る・・・これでは悪循環ですよね。

私は決してこのお母さんを批判したいわけではなく、
よくあるケースとして記事に書いているだけです。
自分もその後同じ苦しみを味わいましたしね^^;

子供が大事にしている友達は私にとっても大事な存在です。
他人の子だからどうでもいいとは思いません。
たくさんの人と触れあい、苦しみを分かち合ったり、楽しみを共有したり・・・。
そうすることでお互い救われるのだと思いますよ。

無記名さんもうつ病で育児中とのこと。
これからも頑張ってくださいね♪
【2009/11/05 08:20】 URL | ガアラ #-[ 編集] | page top↑
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