運動会と離人感
初めて自分の異常に気がついたのは長男が1年の時の運動会。
小学校に入って初めての運動会。
ずっと楽しみにしていた。

でも、実際行ってみると、自分だけが別世界にいるような、
なんともいえないおかしな感覚にとらわれた。。。

子供たちの姿、声援、校舎・・・
目の前にあるはずなのになぜかとても遠く、ガラス越しに見ているよう。

一生懸命明るく振舞ってみるが、まるで体が分離したみたいで、
自分がそこにいるという感じがしない。

自分が話しているという感覚、触れているという感覚、生きているという感覚。
当たり前の感覚が何も感じられない・・・。
まるで夢の中にでもいるようだ・・・。

自分だけが異空間に閉じ込められたような、どうしようもない孤独感。

なんなんだ・・・これは・・・。

その頃から私は、常に頭に分厚い膜が張り、
何を見ても何も感じられなくなってしまった。
目の前のものが目の前にない。。。

ネットで離人症について調べても、
とにかく精神的に安定した生活を継続するしかなさそうだった。
ちょこちょこと頭のマッサージをしつつ、生活の改善の日々。

あれから5年。
先日、長男の運動会があった。

6年生になった長男のメインイベントは、組み体操。

力強く組み体操をしている長男を見たら、
なんともいえず涙が溢れてきた。

本当に大きくなったなぁ・・・(´ー`)

今の私に離人感はない。

自分の目で見て、自分の手で触れ、自分の心で感じることができる。
皆と同じ大地に立ち、皆と同じ空間で過ごすことができる。

そして何より生きているという実感。。。

お昼のお弁当は、朝6時から作ったキャラクターおにぎり。
「絶対に手作りのものを入れてね」という長男のリクエストに応えた。

初めて作ったわりには上出来だと思うのだが、長男評価は95点。
キャラクターにまとまりがないそうで減点です(笑)

ピカチューの隣にいるのはポッチャマというキャラクターなのだが、
これも長女に「スズメ」と言われてしまった

お弁当

まぁ、いいさ。
料理嫌いの私がここまで頑張ったんだから・・・。

そして、ケチをつけながらも嬉しそうに食べる長男。
結局この顔がみたくて私は今日も頑張ってしまう。

いいお母さんじゃなくてもいい。
子供と一緒にいることが楽しいと思える私でいられれば・・・。

いつも私をつき動かしてくれる子供たちに感謝。。。


「もうひと息だ!」へつづく
【2009/10/01】 | うつ病奮闘記⑥ | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
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