過去のことなどをいろいろほじくり返して考えてみたのだが、
今の旦那と暮すようになってから、1番私がよく思っていたことが 申し訳ない・・・ということ。 仕事で疲れて帰ってきてるのに家事をやらせちゃ悪いとか、 休みの日ぐらいのんびりしたいだろうから、 あんまり長時間育児を手伝わせちゃ悪いとか・・・。 でも、よくよく考えてみると、そうやって無駄な気遣いをしたばっかりに、 自分ひとりでいろんなものを背負いすぎてしまって、 最終的には爆発してしまっていた・・・ ![]() 自分はいいことをしているつもりでも、 旦那にしてみりゃ何が原因なのかもわからないことで 激うつになられるほうがよっぽど迷惑なわけで。。。( ̄∀ ̄;) そこで、第一の改善。 「申し訳ない」を捨てる ![]() せっかく旦那が作ってくれた料理でも、味が気に入らなければ遠慮なく言う。 きちんと言わないと旦那はわからないので、毎回同じミスをし、 その度に自分だけがストレスを抱え込む形になるから・・・。 その他、ゴミ出し、掃除、育児・・・頼めるものは全部頼んでみる。 迷惑じゃないだろうか?ちゃんとやってくれるだろうか? 不安はあったけど、あえてそこは我慢我慢(><) 相手を傷つけるとか負担をかけるとか、そういう気持ちもすべて封印 ![]() 私はとにかく一度全部丸投げしてみた。 旦那がどういう行動にでたか想像できますか?^^ ⇒「過去を捨てる」へつづく |
前回の家事も育児も全部旦那に丸投げしてみた結果です。
じらしても仕方がないので、とっとと結果を書きますが、答えは簡単。 うちの旦那はやれることはやる、やれないことはやらない ただそれだけでした(^Д^) 私が今まで勝手に心配していたように、 「疲れているのに・・・」とか「面倒くさいのに・・・」とか思ってるかというと、 それもないです。 だって、そんな時にはやらなきゃいいっていう考えだから・・・(笑) ズバズバ言いたい放題言って、何でもかんでも頼んで・・・ そんな嫁嫌になってしまうんじゃ・・・? いやいや、そんなことぐらいで嫌になるならとっくの昔に逃げ出してます ![]() だって、どう考えたってうつに陥った時のほうが絶対もっとひどいこと言ってるから。 激うつになって「死ね」と言われたり、「役立たず」と罵られるのに比べたら、 「ゴミ出してきて」なんて「アイラブユー」みたいなもんです(≧∀≦) そこらじゅうの物を壊され、殴りかかられるのに比べたら、 子供の滑り台に付き合うぐらい屁でもないんです。 つまりは私の勝手な思い込みと勘違い ![]() 私は今まで誰かを頼ろうと思う時、「迷惑じゃないだろうか?」と思ってしまい、 悩んで悩んで結局頼ることができずにいた。 相手を気遣ってと言えば聞こえはいいが、 本当は心が弱った状態で誰かを頼り、拒否されるのが怖かった。。。 自分は1人ぼっちだという現実を思い知らされるから・・・。 でも、私は本当に1人ぼっちなのだろうか・・・? うつ病になって、離れていった人もたくさんいた。 でも、うつ病になってから知り合った人、 うつ病になっても変わらず付き合ってくれている人もいる。 皆望んでることはひとつ。 早く元気になってね・・・。 そうだね・・・いつまでも同じ場所にいちゃいけない。 私は、うつ病を治して元の自分に戻るんじゃない。 元の自分に戻ったって同じことの繰り返しなんだ。 うつ病が治るということは、新しい自分になるということ・・・。 一歩踏み出せばいい。 目の前にいるのは散々私の醜態を見てきた人たちだ。 ちょっとした失敗ぐらい笑って許してくれるし、 ちょっとしたワガママぐらい聞いてくれるはず・・・。 私が声をだせばいい・・・。 私が言葉にして伝えればいい・・・。 拒否されたら・・・? いいんじゃない? 拒否されたって、その人たちは、 明日もあさってもきっと目の前にいてくれるから・・・。 私の前から消えたりしないから・・・。 さぁ・・・勇気を出そう・・・^^ ⇒「地獄、再び・・・」へつづく |
もっと心で話をしてくれ! ![]() ●歌 詞 * * うつ病主婦の想い * * うつ病の真っ只中にいた時、この曲が苦しくて聴けなかった。 わかってる・・・嫌というほどわかってるよ・・・ 自分がしっかりしなきゃいけない・・・自分が頑張らなきゃいけない・・・ でも頑張れないんだ・・・無理なんだ・・・ うるさい・・・暑苦しい・・・ 腐りきった自分と向き合いながら生きていくのはツラすぎる。。。 でも、本当に腐ってたのは誰だ? 昔の自分ではないのか? 誰かを憎み、誰かを恨み、 死んだように心を隠して生きていたのは昔の自分じゃないか・・・。 心臓が止まるその瞬間まで誰かを殺したいと思っている、 そんな生き方こそ、本当は苦しいんじゃないのか・・・? 私は自由になったんだ。 うつ病という最高の言い訳を見つけ、好き放題できた。 恨んでいた奴全員にめいっぱい迷惑をかけてやった。 嫌いな奴全員を切り捨ててやった。 だからもういいじゃないか・・・。 生きよう・・・自分らしい人生。 この曲に負けないくらい暑苦しい人生を・・・。 生きていると実感できる人生を・・・。 |
私の父親は典型的な亭主関白で、
趣味もなく、ただ働いて酒飲んで寝るだけの人だった。 遊んでもらった記憶もほとんど無ければ、まともに会話した記憶も無い。 子供の頃、友達の家に遊びに行って、 当たり前のように父親の膝の上に乗っている友達を見て、 普通の父親ってこんな感じなのかなぁ?なんて思ったり、 本棚に育児関係の本が並んでいるのを見て、 普通の父親はちゃんと子育ての勉強するんだなぁ?と思ったり…。 テレビで、妊娠中のお腹をさすりながら、 「早く生まれてこいよ?」なんて楽しみにしている父親。 カメラを片手に子供の写真を撮りまくっている父親。 「完全に親バカです」なんてニヤニヤしたり…。 私には経験がないけど、きっと普通の父親はそうなんだろうなぁ… なんて勝手に想像していた。 でも、初めての妊娠で胎動を感じた時、「ねぇ、今動いたよ!」と言ったら、 元夫の返事は「へぇ?」だった。 生まれた後も「ねぇ、さっきニコッて笑ったんだよ。」と言っても返事は「ふ?ん」 …なんでかなぁ?皆、自分の子供は可愛いハズだよね…。 私の言い方が悪いのかな…? 理想の父親像と現実のギャップに苦しんだ挙句、元夫とはその後離婚。 今の旦那と再婚して、今度こそは、理想の父親を手に入れるはずだった。 しかし、現実はそう甘くなかった。 元夫に比べれば、胎動も喜んでくれたし、オムツ換えだってしてくれるし、 かなり理想には近いはず…。だけどやっぱり気に入らない…。 だって可愛いがるだけで、責任持って面倒見てくれてない。 風邪ひかないように気をつけてあげたり、グズらないように考えてあげたり…。 大事に思うならそういうのって当たり前じゃない? 可愛い可愛いって、頭なでるだけが愛情じゃないでしょ? なんなの? 結局父親って、稼いでくるだけの人? なんで母親と同じように愛情の全部を注いであげられないの? 結局そんなもんなの? 父親ってなんなの?・・・・・わからない・・・。 それが私を長年苦しませていた悩みだった。。。 ・・・つづく |
父親とはどうあるべきなのか、こんな無責任な人が父親でいいのか、
自分の中で長い間消化不良になってしまっていた問題。 それでも時々、 無愛想な顔で「可愛い…」と長女につぶやいている旦那を憎みきることもできず、 あっという間に月日がたった。 つい先日のこと。 下3人が風邪をひいてしまって、面倒をみるのに疲れていた私は、 夜中に三男が泣いているのにも気づかず寝てしまっていた。 ようやく目を覚ますと、三男の枕元に旦那がいて、 「熱出てるから、救急に連れて行くよ」と…。 寝かせようとしても苦しいのか、ずっとグズっていたらしい…。 異変に気づいて熱を計るなんて今までなかった…。 いつもいつも私に注意されても「気づかなかった」「知らなかった」 そんな言葉を繰り返していた頼りない旦那。 変わっていないようでも、旦那もちゃんと成長していたんだ…。 よくよく考えたら、子供と接している時間の長さも、 身の回りの世話をする回数も私と旦那じゃ全然違うわけで、 すぐに上達しないのは当たり前のこと。 風邪をひかせたり、大泣きされたり…そういう失敗は自分だって山ほどしてる。 失敗したからこそ、あれはやっちゃいけない、これはやっちゃいけないと、 経験しながら覚えたはずだ…。 なのに、自分の失敗は棚に上げて、 わからないなりに頑張ってる旦那を責めるのはやっぱりおかしい。 経験した数だけ上達するなら、やっぱりたくさん経験させなきゃいけないし、 接した数だけ愛情が増すなら、 「あんたには任せてられない!」なんて取り上げちゃいけない。 母親だって産んですぐに母親になれたわけじゃないんだから、 父親だってすぐにはなれない。 接する時間が短いぶんだけ、母親よりももっともっとゆっくり…。 そっか・・・そうなんだ・・・。 気が利かないのも、要領よくできないのも、単なる経験不足。 任せる回数が増え、失敗を積み重ねれば、ちゃんとできるようになるんだ。 先回りして、あれこれ注意ばっかりしてるから、 腹も立つし、旦那も自分で考えなくなる・・・。 もっとどっしり構えて、「風邪ぐらいひかせてもいいから面倒みてろ!」 と言えるぐらいにならなきゃいけないね^^ 「育児が下手=愛情がない」ではない。 家族って時間をかけてできていくものなんだなぁ・・・。 私の中のわだかまりがまたひとつ消えた。。。 |
今の家に引っ越してきて1ヶ月ぐらいたった頃のお話です。
当時は長女が1歳になったばかりで、双子はまだお腹の中にいました。 長女がお昼寝をしている時間はのんびりできるのですが、 どうにもこうにも気になる庭の草 ![]() 日がたつにつれちょっとずつちょっとずつ増えていってる・・・( ̄_ ̄;) 面倒くさいが・・・むしるか・・・ ![]() 仕方なく庭に出てちょっと引っこ抜いてみるが、 ちょっとほじるとミミズ・・・Σ(`□´|||) 足元をねり歩くダンゴ虫・・・。 いやぁあああああ???ヽ(>Д<。)ノ なんせ私は大の虫嫌い。 泣く泣く退散したのだが、やっぱり気になる庭の草・・・ ![]() 数日後、今度は軍手をはめてリベンジ ![]() ミミズや得体の知れない虫どもにオエオエ吐き気をもよおしながらも、 ひたすら引っこ抜く・・・引っこ抜く・・・。 最初はほんのちょっとの間むしっていただけだったが、 だんだん草が減ってくると、今日はあの角まで・・・とか、 この根っこのボスを絶対にたたきのめしてやる・・・とか、 わけのわからん勝負魂に火がつき、気がつけば夢中に・・・。 ゴボゴボ?ッと長?い根っこが一気に抜ける感じがどうにもたまらんのです。 クセになる(>∀<) 体中の毛穴という毛穴から大量の汗を流し、ひざはガクガク・・・。 くそ、こんなに暑くちゃやってらんねぇ・・・と今度は朝の5時からむしりだす。 顔も洗わず、ノーブラパジャマで庭をうろつく妊婦に、さすがの旦那も 「除草剤まこうか?」と言ってくれてたのだが、 「NO!この戦いに負けるわけにはいかねぇ ![]() と、さらに白熱 ![]() 隣のオバサンにまで「無理しちゃダメよ」と心配されていたが、 長男とケンカした後とか、夢中になって草をむしっていると、 意外にストレス発散になるんですよねww 抜いても抜いても生えてくる・・・これこそ雑草魂。 お前らのその根性・・・すごいぜ・・・などと、なぜか時々感動に浸ったりしながら、 結局、双子を産む2週間前ぐらいまでこの熱いバトルは続いていました(^Д^) オシャレにガーデニングまではなかなかいきませんが、 そのうち時間ができたらちゃんとした花壇でも作ってみましょうかね・・・(笑) うつ病主婦の趣味探しの旅はまだまだ続く・・・ |
双子を妊娠中にもうひとつ夢中になっていたものがランチ巡り
![]() 私は昔から好き嫌いが多く、食べる事自体面倒くさいと思っていたのだが、 妊娠すると別人のように食欲がわき、とにかく無性に食べたくてしょうがない。 そこで、旦那と一緒にバイキングに行ったり、 おいしいラーメン屋さんやら、オムレツ専門店やら、いろいろ行った。 今住んでいる地域はやたらと飲食店が多く、しかもすごく美味しそう♪(゜∀゜*) ラーメンひとつとっても、店によってチャーシューの厚さやスープの味が全然違うし、 安くて腹いっぱいというイメージの強かったバイキングも、本格派の味の店もある。 麺類は自分でうまく料理できないのもあって、普段あまり食べたことがなかったが、 パスタって、ミートソース以外にもこんなにたくさん種類があったのねと感激! 行けば行くほど、どんどんランチ巡りにハマッっていった(^Д^) そして、食べて美味しかったものは、家での料理にも活用 ![]() 家のご飯もレパートリーが増えた ![]() 昔は朝、昼、晩、菓子パンだけというのもザラで、 ラーメンもたいてい食べ終わる前に麺が伸び伸びになってしまって、 食べても食べても減らない地獄によく陥っていた ![]() 食べるの面倒くさい・・・ カプセルだけで生命維持できる時代にならないかなぁ・・・ と真剣に思っていたのだが、 今はすっかり食べるのが上手くなり、楽しくなった。 双子が生まれてからは全然外食などできなくなってしまったが、 私が育児に追われている間にも次々と新店舗がオープンしていたりで、 まだまだ行きたい店が山ほどある(^∀^) 簡単には全店制覇できそうにないが、そのうちまた再開したいなぁ・・・。 うつ病主婦の趣味探しの旅はまだまだ続く・・・ |
1日1回の離乳食が順調に進み、ある程度たくさん食べられるようになったので、
そろそろ2回食へ進めてみようと思ったが、はてさて時間をどうするか・・・? 1回食の時は午前10時頃あげていたのだが、 それ以外といえば、朝6時、午後2時、夜6時・・・。 どの時間にあげるのも面倒くさそう・・・( ̄_ ̄;) とりあえず、朝いちは号泣してるし、昼は昼寝から起きる時間がバラバラ、 ということで夜6時にあげることにした。 これなら旦那がいなくても長男がいるし、なんとかなるだろう・・・。 しかし甘かった・・・ ![]() 双子たちは相変わらずたそがれ泣きで夕方からずっと機嫌が悪く、 頼みの綱の長男はといえば、遊び歩いていて6時になっても帰ってこない ![]() 結局双子たちは腹が減りすぎて号泣。゜・゜(ノД`)゜・゜。 仕方なく1人で2人に離乳食をあげつつ、自分のご飯をかきこみ、 「スプーン落とした」「ミカン食べたい」という長女の要求に応え、 帰ってこない長男にブチブチブチ・・・ ![]() そこへ「たっだいま? ![]() 何やっとんじゃ、ボケーー!! ![]() ![]() ![]() 結局私のイライラの原因が増えただけだった。。。 それでも、大変だとはいっても短い期間のことだし、 別々に食べるよりも一緒に食べるほうが楽しいし・・・ これさえ終わってしまえば1日の終わりも近いし・・・ などと自分で自分を励ましつつ、日々忍耐、忍耐(>_<) 現在は3回食に挑戦中。 相変わらずブチブチ切れまくってます。。。はい。。。 ⇒「離乳食3回・・・そして痔」へつづく |
私がうつ病のまま産み、うつ病のまま育てた長女は2歳になった。
時間がたつのは本当に早い・・・。 長女だけならなんとかなったかもしれない。 買い物に行くのも、散歩に行くのも、 長女だけを連れていくのなら、今は楽勝だ。 でも我が家には双子がいる。 とても1人では危なくて3人一緒には連れて行けない。 食事の世話も、オムツを替えるのも、着替えをさせるのもいつも3人分。 お風呂も3人洗ってやらなきゃいけない。 わかってたことだ、覚悟して産んだはずだ。 だけど、私はそんなに強くない・・・。 鉛のように重い体にムチを打ち、爆発しそうなストレスを押さえ込み、 あともう少し、あともう少し・・・。 1日が終わると、今日もなんとか乗り切れたとホッとする。 そんな綱渡り状態がうつ病にとっていいはずがない。 だけど、どうしても旦那や長男にはこの苦しみが伝わらない。。。 できて当たり前だというのか? そうするしかないから仕方がないというのか? 耐えてくれ・・・頑張れ・・・ もうそんな言葉は聞き飽きたよ。 なぜ苦しいという私の訴えは無視される・・・? なぜ助けてくれという私の言葉は聞いてもらえない・・・? 私は誰を頼ればいいのか・・・? 「奥さんがお子さんを殺しました」 そんな連絡が入るのを職場で待っているのか・・・。 ⇒「苦しすぎる・・・。」へつづく |
私はできるだけうつ病で苦しんでいる人のものだけでなく、
うつ病の人をケアする側のブログも読むようにしている。 それは、ケアする側がどんなことが苦しくて、 どんなことがわからないのかを知るため。 ちょっとした冗談のつもりで放った言葉でひどいうつに陥った・・・ 気分転換させようとしても、まったく動こうとしない・・・ だんだんと話しかけることが怖くなる、嫌気がさしてくる。 おもわず、「しっかりしろよ!」と怒鳴りたくもなるだろう・・・。 私はうつ病になってからあまり人の顔がちゃんと見られない。 いや、しっかり見ようとしても頭に入らないと言ったほうがいいのか・・・。 形や遠近感がきちんと把握できないようだ。 そんな私が覚えているのは、私に怯える旦那の顔。 苦痛にゆがみ、困り果てた旦那の顔。 この苦しみを理解してくれと言うのはやめた。 私にだってガンや白血病の苦しみがわからないように、 誰だって経験したことがないことはわからないのだ。 でもだからといって皆、 重い病気にかかった友人や家族を見捨てるのだろうか? たとえ、治療法がなくても、残りわずかな命でも、 精一杯励まし、支えようとするのではないのか? 無理だとわかっていても希望を持たせたり、夢を見させたり・・・。 そうやって最後の最後の瞬間まで幸せを与え続けようとするんじゃないのか? 私はもう家を飛び出しても追いかけてきてももらえない。 「おはよう」の言葉もなければ、食事も出てこない。 元気な時は優しいが、具合が悪くなると手のひらを返したように、 旦那も長男も冷たくなる。 そして、旦那が仕事に行く時間や、長男が遊びに行く時間は、 無条件に私のもとに3人の乳幼児が置いていかれる。 調子がいい悪いなんて関係ない・・・。 それは私がどんなに重い病気になっても変わらないんだろうな・・・。 「うつ病程度ならいいかと思った」というのなら、 あまりにもうつ病のことをバカにしすぎている・・・。 ⇒「春の嵐」へつづく |
瞳を閉じれば あなたがまぶたのうらにいることで ![]() ●歌 詞 * * うつ病主婦の想い * * いったいどれだけ涙を流しただろう。 子供たちを可愛いと思えば思うほど、鉛のような体がわずらわしく、 笑顔を向けられない自分が情けなく・・・ もう無理だ、もう嫌だと何度も何度も逃げ出して、 それでも記憶に焼きついてしまった子供たちの笑顔を消すことなどできず、 ごめんなさい・・・ 弱い私でごめんなさい・・・と何度も心の中で謝る。 きっと立ち直る。 また這い上がってみせるから・・・待ってて・・・。 他のどんなことは投げ出しても、 あなたたちの母であることだけは絶対やめない。 |
久々に我が家に大嵐が吹き荒れた。
爆発するきっかけになったのは、長男のとった些細な行動。 夕方、遊びに出かけると行って家を出たはずが、 いつの間にか帰ってきて部屋で寝ていたのだ。 長男にとっては、気が変わったから出かけるのをやめた・・・ ただそれだけのことだった。 でも、帰ってきたことを知らなかった私は、いつものように、 グズる3人のチビどもの面倒をみながら晩御飯の支度。 いい加減腹が減って泣き止んでくれない。 時計を見ると、もうとっくに6時を過ぎている。 何やってんだ! ・・・ここで1回目のプチッ ![]() その後、仕方がないので1人で双子に離乳食を食べさせ、 長女の相手もしながら晩御飯。 それが終わったらお風呂。 もう時計は7時になっている。 なんで帰ってこないんだ? ・・・ここで2度目のプチッ ![]() 外に様子を見に行くと自転車が停まってる。 どういうことだ? 急いで部屋を見に行くとベッドで寝てる。 どういうことだ!!!! 私がせっせせっせと晩御飯の支度やらこいつらの面倒やらみてる間、 てめぇ?は部屋でグースカピーか??? ふざけんな! もうこれで完全にブチ切れ状態。 なんでそうなっちゃったかわかりますか? ⇒「狂わされる思考」へつづく |
うつ病なのに、時々人が変わったように暴れる、キレる・・・
多かれ少なかれ、そういう人はいると思います。 でも周りの人には、なんで突然怒り出したかわからない。 些細なことでなんでそこまで破壊行動にでてしまうのかわからない。 とても理解に苦しむところだと思います。 今回の長男のとった行動も、特別ひどいことではありません。 よくあることです。 では、なぜそこまでブチ切れたのかというと、 それ以前から、私は長男に対して不満を溜め込んでいたからです。 離乳食を3回に増やしたところで、立て続けに全員が風邪をひき、 おまけに次男の夜泣きがたびたびあって寝不足状態。 完全に私の体は悲鳴をあげてしまっていました。 そして長男は私のそんな状態に気づくはずもなく、 自由気まま、子供らしくワガママに行動し続ける。 疲れているのだから、素直に長男に手伝ってもらえばよかったのですが、 ここでまた私のいつもの悪いクセで、 無駄な気遣いが出てしまったんです。 まだ子供なのにあまり手伝わせるのは申し訳ない。 遊ぶ時間が減るのはかわいそうだ。 ・・・そうやって遠慮してしまってたんです。 そして、それとは裏腹に、「手伝ってくれない」「思いやりがない」 そういう悪いほうの種火もずっとくすぶり続けている。 でも、結局体が耐えられなくなり、精神も耐えられなくなった・・・。 そこに、私の人格障害的な部分が出て、 長男のとった行動を見て、 「嘘をつかれた」「騙された」と受け取ってしまった。 これがとてもやっかいで、一度爆発してしまうと、 もう自分ではなかなか意思のコントロールができないのです。 自分を騙す悪い人、裏切り者、自分を見捨てた・・・。 現在の自分とは関係の無い、 どちらかというと過去の自分が受けた傷、過去の記憶が、 現在の自分の中に浸入してきて、すべてを乗っ取られてしまう・・・。 私のように暴れまわることがない人でも、 些細な誰かのひと言や行動で激うつになり身動きがとれなくなる、 本来の自分とは違う思考に洗脳されて抜け出せなくなる・・・。 何度もそういう経験をしているのではないでしょうか? ⇒「第2の失敗」へつづく |
第2の失敗は、私と長男の間に入り解決の手伝いをするべき旦那が、
「たいしたことない」という判断をして、問題を放置してしまったことです。 気分転換に外に連れ出してくれたので、おしいしいギョーザを買いました。 多少は落ち着きました。 でも家に帰って長男の顔を見ると、嫌な出来事がぶり返してくる。 そうやって時間がたつごとに、自分の中の膿がどんどんどんどん増えていき、 増幅した怒りで完全に自分を見失い、とうとう大噴火・・・。 毎度のごとく、暴れまわり、暴言を吐き、殴りかかる。 茶碗を割り、階段から飛び降りる、包丁を振りかざす。 あっという間に地獄絵図です。 もう止められません。。。 旦那には何度も話していました。 どんな小さなことでも異変に気づいた時には早急に解決するように・・・と。 でも、 「ここのところだいぶ調子も良かったし、もう昔のようには戻らないだろう・・・」 そう旦那は判断した。 傷口の見えない心の病気の1番難しいところです。 私は自分の体の異変に気づいていました。 体のあちこちが痛い・・・頭痛がする・・・めまいがする・・・ 暑さ寒さの感覚が狂ってきた・・・ でもそれらはみんな、見ている人には何もわからない。 少々調子が悪くても当たり前。 それでも毎日やってるんだから大丈夫。 伝える側の私が伝えず、見る側の旦那が気楽に考えすぎた。 今まで何度も繰り返してきた失敗です。。。 疲れ果てた私はどんどん被害妄想が大きくなり、 助けようと思っていた長男も最後には、 「手伝いは嫌だ!病気のことなんてわからない!」と言い出す始末。 うつ病の側と看病する側の真っ向からの対立です。 どうしてこうなってしまったのでしょうか? いったいどうすれば良かったのでしょうか? 第三者としてこのブログを読んでいればわかると思います。 会話が足りないのです。 私もずっと勘違いしていましたが、 私が伝えるべきことは病状ではないのです。 ここがこれだけ苦しい、ここがこれだけ痛い、 そんなもんはどれだけ伝えても、本人じゃなければわからないし、 逆に言われた方も理解できないことに苦しむだけです。 私が伝えなきゃいけないのは、 何に不満をもっているのか、何が不安なのか、何を悩んでいるのか・・・ それが解消されない限り、どんなに気分転換をはかったって、 心も体も良い方向には向かないのです。 ⇒「鎮火」へつづく |
長男は長男でお手伝いをしようと思ってもついサボッてしまう自分、
遊びたい誘惑に負けてしまう自分と戦っていました。 頑張ろうと思ってもうまくいかず叱られる日々。 そんな中でだんだんと「お母さんは仮病なんじゃないか?」 「自分がやりたくないから僕に押し付けているんじゃないか?」 そんな疑問も抱き始めていたようです。 ただただお互いに暴言を吐き続けるだけの罵りあい。。。 でも、何かの拍子でこんな話になった。 「私は長女を妊娠した時に薬をやめた。 ODをしてしまう時の自分はもう自分の意思では止められず、 大量に飲んだ後は記憶も定かじゃない。 車に乗ってぶつけたこともあったし、 そんな状態では長女の命の保障ができない。 長女を守るために薬をやめ、それから薬に頼らず、医者に頼らず、 少しでも良くなるように、失敗しても失敗しても、 何度も何度もいろんなことに挑戦してきた。 そして今、こうして生活してる。 うつ病でいっぺんに乳幼児3人の面倒みれるか?って聞いたら、 どこの医者だって絶対無理だ、不可能だって言うと思うよ。」と私。 「じゃあなんでお母さんは出来るの?」と長男。 「お前らを育てたいからだろうが! 私の意地だ! どこの誰がどんだけ無理だ、不可能だって言ったって、 私は育てたいから育ててる! そして今こうやってコイツらここで元気に成長してる。 誰にも文句は言わせん!」 ・・・長男が・・・泣いた・・・。 長男には改めて病気のこと、今はまだ助けが必要なことを話し、 素直に協力を求めた。 うつ病になると様々な壁にぶつかる。 たくさんの人を傷つける。 でも、だからこそ・・・ もっともっとたくさん努力をして、必ずうつ病を治す。 「共存」なんていう妥協は私は絶対しない! そして本当の幸せを・・・ 過去の自分なんて忘れてしまうくらい・・・幸せな毎日を・・・ 私を支えてくれたこの家族と共に歩みたいのです。 ・・・ところで・・・その頃旦那はどうしていたかと言うと、 「いちいち口を挟むな!黙っとれ!」と私に怒鳴られ、 小さくなってチビたちの面倒をみていました( ̄∀ ̄;) ⇒「4月1日」へつづく |
我が家の長男は他の子供とは違い過酷な状況の中で育っているため、
精神的に問題が出てくるのではないかと思う人も多いと思う。 私もうつ病になってからずっと、長男に対する悪影響を心配していた。 こんな醜い親の姿をいてまともでいられるはずがない・・・と。 でも、ずいぶん前にこんな出来事があった。 長男が「欲しいゲームがあるから買ってくれ」と言ってきたのだが、 その月はすでに1つゲームを買っていたし、 それ以外にも出費がかさんだので「今は無理」だと断った。 そしたら長男はいじけてグズグズ言い出し、最後にはブチ切れて、 「今すぐ買いたい!我慢なんてできない!」とわめき、部屋にこもった。 晩御飯の支度ができたので、長男のぶんを部屋まで持って行き、 再度、「欲しいものが出てくるたびに買っていては生活が成り立たない。 どうしても欲しければ、他の部分で節約して貯めるなり、 次の給料が入るまで我慢するなりしなきゃいけないんだ」ということを話した。 その後1階で食事をしていると2階からカチャンカチャンと音が・・・。 とうとう怒りがおさまらず、何かを投げつけたのかと思った私は、 「やっぱり、普段私が暴れたりするから、 長男も同じようになっちゃうんだよね・・・。」と旦那にポツリ・・・。 そうすると旦那は 「単純に箸を落としただけじゃないの?」と言う。 まさか・・・、そんなわけない・・・。 私の中で大きな不安がぐるぐると渦巻く。 しばらくすると長男が降りてきた。 空っぽになった食器を持って・・・。 ホントにただ箸を落としただけだったらしい・・・( ̄∀ ̄;) そして「さっきはごめんなさい・・・」と謝ってきた。。。 誰だってカーッとなって頭に血がのぼることぐらいある。 当たり前だが、私と長男は違うのだ。 この時、素直に謝れた長男を心底すごいと思ったし、 そんな長男の良さをもっともっと見てやらなきゃいけないと思った。 人は可哀想な目で見られれば見られるほど、 本当に可哀想な人になってしまう。 だから親が自分の子をそんな目で見ちゃいけない。 こんな家庭で育って可哀想・・・じゃなく、 こんな家庭でも強く生きてる長男はすごい! その日以来、私はそう思うことにしている(^ー^) ⇒「お金を盗むバカ者」へつづく |
「うつ病だった妻を立ち直らせた夫」・・・と聞いたら、
さぞかし知識が豊富で心優しい、しっかりした人などを想像するかもしれないが、 現実はぜーんぜん違う ![]() 先月のことだが、給料日前でお金がなかった私と旦那。 サイフの中身は数百円 ![]() それだけでも有り得ないのに、給料日2日前に渡してくれたのが100円! 「何かあった時のために・・・(^ー^)」・・・って、 100円でどうしろっつうんじゃー ![]() ![]() ![]() ![]() わしは小学生か!? しかも、晩御飯に出てきたのが、豆腐入りカレーうどん ![]() 旦那的にはマーボー豆腐をイメージして作ったらしいのだが・・・。 豆腐のせいでカレーの味が薄れ、さらにうどんで味が薄れ、 スマン・・・二度と食いたくない・・・(-_-|||) 味覚障害で悩む妻を持ちながら、 時々こういう実験的な料理を作る、とても怖い人なのである。。。 ![]() 料理の仕方、掃除の仕方、生活に関するあらゆることを私に教えられ、 「ガアラはなんでも良く知ってるね。便利屋になればいいのに ![]() などとのんきなことをほざいてる・・・。 ・・・つうか、あんたよくそんだけ無知で今まで生きてこられたね・・・( ̄∀ ̄;) こっちがビックリするわい・・・ ![]() そして、今月はめでたくもないが私の誕生日。 私は誕生日には毎回CDを買ってもらうことにしているのだが、 旦那が「誰のCDがいい?」と聞いてきたので、 「・・・つうか、お金あるの・・・?」と聞いたら、 「2000円あるから全然大丈夫 ![]() はい・・・中古限定です・・・_| ̄|〇 ![]() しかも、なぜか「なんでも買えるぜっ」みたいに自信満々・・・。 この人のおかげでうつ病が治ったのかと思うと、 時々どうしようもない悔しさがこみあげてくる。。。 これがうつ病克服の理想と現実・・・というところか・・・(笑) |
ようやく3人同時に寝かせるコツがわかりホッとしたのも束の間、
子供の成長は早いもので、双子も寝返りするようになった。 それまでは布団に寝かせてもずっと上を向いているだけだったのが、 2人揃って外側へ転がっていき布団からはみ出る、 反対に2人揃って内側へ転がっていき中央でもみ合い・・・( ̄∀ ̄;) 目の前にあるものに手を伸ばすようになったので、 髪の毛や服を引っ張っりあったり、おしゃぶりの取り合いになったり・・・。 まるで運動会の騎馬戦状態。。。 ![]() スキンシップで赤ちゃんすやすやなんて言ってたのはどこのどいつだ!? ・・・私か・・・( ̄_ ̄;) とにかくお互いちょっかい出しては泣かせあってるので、 ちっとも寝やしない・・・ ![]() そのうち、次男がハイハイをするようになり布団から脱走・・・。 そして1ヶ月後には三男もハイハイ開始。 障害物もなんのその、山越え谷越え暴れまわるこのほふく前進部隊は、 休むことなく鼻水ダーダーで自由奔放に移動しまくる。 お前らいつになったら寝るんじゃい??? まぁいいや、とりあえず奴らが眠くなるまで待ってよう・・・ と休憩体制に入ってみるものの、髪の毛は引っ張られるは、 鼻に指は突っ込まれるはで休めやしない・・・。 それまで子供たちとのんびりゆったり過ごしていたまどろみタイムは すっかり戦場と化した・・・ ![]() はぁ・・・また新しい作戦を考えねば・・・ ![]() それでも遊ぶだけ遊んで満足気な寝顔。 うつ伏せでおもいっきり顔が押しつぶされていたり、 だらけきったオッサンのような顔だったり、 可愛いとは程遠い寝顔だが、このブサイク加減がたまらなくいい(^Д^*) 動き回ってすっかりクタクタになった時でも、 寝ながら「ケケケ・・・」と笑う3人の姿に今日も癒されるのでした。。。 ⇒「ミニ動物園」へつづく |
子育てをしたことがないお母さんでも、
「テレビに子守をさせてはいけません」という言葉を聞いたことはないだろうか? 私もどこかでこういう言葉を聞いたことがあって、 長男育児の時には必要な時間以外はテレビをつけないようにしていた。 でも、うつ病でテレビを見なくくなって数年後、 再度テレビを見るようになってからその有難みを実感。 世間の出来事はもちろん、子供の教育、病気のことなど、 大事な情報がたくさん流れているのだから、やっぱり見たほうがいい ![]() しかしうつ病のなせる業なのか、 テレビをつけない習慣が身についてしまったためか、 よっぽど気をつけていないと、つけることさえ忘れてしまう ![]() そこで思いついたのが垂れ流し ![]() ![]() ![]() 朝いちで必ずテレビをつけるようにして、その後は放置。 これならつけ忘れる心配がない(^ー^) 流しっぱなしにしておいて、気になる情報が流れた時だけ見るのだ。 日にち感覚のない私は、何曜日にどの番組があるというのが覚えられず、 一時期はドラマを見てみようと努力もしたが、 たいてい見忘れて、気がつけば最終回を迎えている・・・( ̄∀ ̄;) 結局毎週欠かさず見ているのは爆笑レッドカーペットだけ・・・。 これは、長男が必ず見るので、覚えていなくてもたいていついてる(笑) 長女と双子。 乳幼児がいるのにテレビをつけっぱなしでは教育上良くないのでは? うん、私も最初はそう思っていました。 でも、垂れ流し生活を続けていて気づいたのですが、 子供って興味のないものは見ないんですね。 だから、「テレビに子守をさせてはいけません」とは言っても、 子守ができるほども長時間テレビは見てくれない。。。 でも、自分のために始めたこのテレビの垂れ流し生活。 意外にもいろいろと育児の手助けをしてくれました^^ ⇒「うつ病主婦の垂れ流し教育」へつづく |
長女は赤ちゃん時代からわりとよくテレビの音に反応するほうだったが、
見ているというよりは、気になる音がした時にチラチラ見る程度。 それが「崖の上のポニョ」の歌を聴いてからすっかりハマり、 録画したものを1日に何度も何度も見て歌ったり踊ったり・・・。 その後はエド・はるみのグーグーダンスやFUJIWARAのギャグやら、 歌と踊りがセットになっているものがお気に入りのようだった。 それがある日、なにげなく長女のほうを見てみると、 なぜか上半身ハダカになっているΣ( ̄□ ̄|||) 何?まさか・・・江頭? 一瞬不安がよぎったのだが、実はこれ幼児番組の「お着替え」だった ![]() 毎日見ているうちにやってみようという気になったようで、 脱いだり・・・着たり・・・脱いだり・・・着たり・・・。 ひたすら繰り返している。 子供は大人と違って、繰り返し何度も見て、 内容を覚えたり理解したりしたところから面白みが出てくるようだ。 その後も、歯磨きやら体操やら、とにかくいろんなものを吸収しては実践。 我が子ながら、「すごい奴だ」と感心してしまった(^∀^) 長男の時には特定の番組しか見せていなかったので気付かなかったが、 子供が面白いと思うものと、大人が良いと思うものは微妙に違う ![]() だから、親が番組を選ぶのではなくて、 適当に見せていれば子供は自分で好きな物を選ぶようになる。 何だろう、面白そう・・・(゜∀゜*) ![]() その好奇心が子供をどんどん成長させる。 手遊びにしても歌にしても、テレビの中には自分の知らないものがいっぱい。 子供がどれに興味を示すのかも、繰り返し見せないとわからない。 子供が興味を示したものを自分が覚え、 それを遊びに取り入れれば子供の嬉しさも倍増 ![]() ![]() 1対1でいろいろなことを教えていくことももちろん大事だけど、 先走って、「もうそろそろできるようにならなきゃね」といきなり教えるより、 自分から興味を持ってやってくれるほうが断然身につく。 テレビを上手に活用して、明るく楽しく育児です ![]() ⇒「感情のままに」へつづく |
長女を妊娠していた頃はうつがひどくてなかなか人に会う気にならず、
出産した後も、うつの管理と育児の大変さに追われクタクタ・・・。 長女のためにと頑張って外出するようになっても、 キレイに化粧をしている余裕も、オシャレをしている余裕もなかったため、 やっぱり知り合いには会いたくなかった ![]() そんな私も長女を育てて1年がたち、外出することにずいぶん慣れた。 また、引っ越した先ではゴミ出しや長女の散歩でよく近所の人に会うのだが、 私がスッピンだろうがパジャマだろうが気さくに声をかけてくれた。 それまでなんとなく、きちんとしていないとバカにされるとか、 「だらしがない」と陰口を言われるのではないかとビクビクしていた私。 でも、会うたびに「よく頑張ってるね」「上手に育てているね」と言ってくれたことで、 人は見かけだけで判断されるんじゃないんだということを実感し、 だんだんと人に会う苦痛も軽減されてきた。 せっかくだからもう一歩前進して健康なママ友でも作ってみるか・・・。 ふとそう思い立ち、育児サイトの掲示板などでお友達探しを開始。 何人かやりとりできる人が出てきてしばらくは楽しめたが、 だんだんと違和感が・・・。 育児の話って面白くない・・・( ̄∀ ̄;) いや、育児そのものが嫌いなわけじゃない。 むしろ楽しんでいる。 しかし・・・しかし・・・ 我が家はやっぱり健康で平和な家庭とはかけ離れている部分があり、 話せば話すほど、「あ・・・我が家って普通じゃないんだ・・・」と思えてくる。 うまく説明できないのだが、住む世界が違うとでもいうのだろうか・・・。 う?ん、昔に比べてずいぶん調子が良くなったと言っても、 やっぱりまるっきり健康な人と同じようにはできないのだな・・・。 無理に健康で幸せな主婦を装っても仕方がないし、 双子が生まれた後はすっかり忙しくなったので、 自然とサイトからは遠ざかってしまった。。。 私が友達とワイワイガヤガヤできる日はやってくるのだろうか・・・? うつ病主婦の趣味探しの旅はまだまだ続く・・・ |
双子が生まれてしばらくした頃に、ちょうどタイミング良く、
精神的な病と闘いながらも育児を頑張っているママのサークルを発見。 健康な人がダメでも、同じような病を持つ人なら少しは理解しあえて、 お互い励みになるかもしれない・・・。 わずかな期待を胸にさっそくサークルに入会。 最初のあいさつや病歴を語っているあたりまでは良かった。 しかし・・・。 心の病を持っているから相手の痛みがわかるかというと、 必ずしもそうではなくて、程度の軽い重いで病気に対する見解がまったく違い、 自分と症状が違う場合もやはり理解しあえない。 症状が軽い人から見れば、 重症で身動きがとれない人は同じ病でも「怠けている」ように見えるし、 被害妄想が強く出るタイプの病気の人に責められたりした時も、 病気に対する理解がないとひどい言い争いになってしまう・・・(-_-;) 結局、心の病を経験しているから優しくなれるのかというと全然違って、 苦しい真っ只中にいる間は、他人の事を大事にする余裕がないのが現実だ。 会員同士のイザコザは留まることを知らず、 気がつけば仲裁ばかりしている日々・・・ ![]() これでは励ましあうどころか、 一緒にいることでお互い神経をすり減らしているだけのような気がする。 昔のように、うつの波に引きずられることはなくなったが、 自分にとってプラスにもなりそうにない・・・( ̄∀ ̄;) 私はただ単純に病気の仲間を増やしたいわけではなくて、 励ましあい、前進できる仲間が欲しかったので・・・。 健康な人の仲間にも属せず、病気の人の仲間にも属せず・・・。 私のような中途半端な治りかけはいったいどこへ行けばいいのやら・・・。 結局この無理やりな感じの仲間探しはあきらめ、 一匹狼として我が道を生きることを選んだ私。 それで現在、この誰もが理解できそうで理解できなさそうなブログを書いている。 これから先もまだまだ趣味探しの旅は続ける予定です^^ |
双子たちも9ヶ月に入り、傍を離れようとすると泣き出すことが増えました。
恒例の後追いの時期に入ったようです。 思い起こせば、長男も長女もこの時期は何をするにも「お母さんじゃないとダメ」で、 台所に行くにもトイレに行くにも付いてきていました。 長男なんかはご飯の支度をしている間中ずっと足にしがみついて泣いていて、 1日中遊んであげてるのに、なんで?ってすごく苦しかった。 与えても与えても愛情を欲しがる…。 1日中一緒にいるのに「離れないで」と泣き続ける…。 いったいどうすればいいの? 朝から晩までベッタリしてろっていうの? こんなに頑張ってるのに何が不満なの? どうすればいいの?って…。 でも、今は必死になって私の膝の上を取り合う3人をとても可愛いいと思います。 こんな出来の悪い母親を求めてくれてどうもありがとう。 何もできない私を慕ってくれてありがとう。 離乳食も3回になったことで、双子の世話に使う時間はさらに増え、 長女はすっかりご機嫌ナナメ。 とうとう本格的な赤ちゃん返りが始まりました。 食事も自分で食べようとせず、食べさせてもらいたがったり、 抱っこして哺乳瓶でお茶を飲みたがったり…、 なんでも双子と同じことをやりたがります。 後追いVS赤ちゃん返りの戦いは壮絶で、 絶えず誰かを膝に乗せている私はもうグッタリ…。 はぁ?と溜め息をついてみたり、 いっぺんに泣かれてもどうにもできんわいっ!とブチ切れてみたり…。 それでも、ちょっとひと息ついたら 「よしかかってこい!」とまた今日も体当たりで頑張るのでした。 だって誰にも寂しい思いさせたくないから…。 何人いたって、要らない子供なんていないから…。 必死に私にしがみついてくるこの子たちを見ていて思う。 小さい頃は私もこうやって必死に母親の愛情を求めていたのかなぁ…って。 いったいいつから、親に愛情をもらうことをあきらめてしまったんだろう…って。 ・・・つづく |
子供の頃の記憶に、弟が母親の膝に乗っている姿を見ている自分がいる。
その記憶にはなんの感情もないが、 おそらく私は自分も膝の上に乗りたかったのだろうと思う。 でも、それを言うことができない…。 言っちゃいけないと思っていたのかもしれない。 母親の膝の上というものが、子供にとってどういうものなのか正直よくわからない。 なんせ乗った記憶がないから…。 でも一生懸命膝を取り合う長女達を見ていて、 とても大事なものだということはなんとなくわかる。 だから、私はできる限り膝に乗せるようにしている。 3人いるから、なかなか全員が満足いくまでというのは難しいけど、 それでも誰1人としてあぶれる子が出ないように…。 誰1人として愛情をもらうことを我慢する子が出ないように…。 不思議なもので、子供たちの満足そうな顔を見る度に、 過去の自分が癒されていくのです。 寂しい寂しいと泣いていた過去の自分。 子供たちが大きな声で何かを要求する度に、 過去の自分が癒されていくのです。 言いたいことが言えず、 一生懸命母親に気に入られる子供を演じていた過去の自分。 ああ・・・私もきっとこんなふうにしたかったんだろうなぁ・・・。 ずっと不安だった育児の世界。 恵まれない環境で育った事を恨み、 普通の家庭で育ってたらこんな苦労しなくて済んだのに・・・ 普通の家庭で育ってたらこんなことで悩まないはずなのに・・・って。 でも気がつけば、そんな恨み言も忘れてしまうほど、 毎日の生活が楽しくなっていて、苦労を苦労とも思わなくなっていた。 子供の心をひとつ満たすたびに、自分の心の傷もひとつ消えていく。 長男に子供ができたら、その可愛い可愛い顔に、 やっぱり小さな頃の長男の面影を探したりするのだろうか? 休みの日にはちょっと預かったり、運動会に行って応援したり、 敬老の日には祝ってもらったり・・・。 健康で長生きして、たくさんたくさん孫の顔がみたいな。 たくさんの赤ちゃんを抱っこしたい。 まだまだ自分の子供も赤ちゃんなのに、 こんなことを夢見るのはおかしいかもしれないが、 この幸せをずっと伝えていけたらいいな・・・。 子供がいるのって大変なだけじゃないよ。 とても幸せなことなんだよって・・・(^ー^) |
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